週末は福井で。

一年ぶりに鯖江の叔母の家に行って来た。
昨年のちょうど今頃、叔母が心臓発作で倒れたときに行った時は、面会もさせてもらえなかったけど、今はすっかり復帰して元気に暮らしているようです。

しばしばアメリカから帰ってくる従兄弟(叔母の息子)の働きのおかげで、荒れていた庭が綺麗になり、

アオガエルもいたよ。

これって天然記念物のモリアオガエル?



午後は、従兄弟に運転してもらって、福井を地味に観光。
地場産業である和紙の神様であるという古い神社。


越前和紙の資料館を見学したり、

やはり地場産業である打ち刃物のPR施設に行って、包丁を一本買った。
その後、トンカツ食べに行って、温泉行って、帰って来たら庭にはホタルが。

素人に蛍は撮れなかった・・・

翌日は、朝、叔母の日課であるらしい、近所の家のラズベリーの収穫に行った。
叔母がラズベリーラズベリーと言うから、何も疑わずに私もラズベリーだと思い込んでいたけど、
よく考えたらこれってラズベリーじゃないよね。

ブラックベリーじゃん?と思ったらそれも違って、これ、マルベリー、桑の実でした。
異論を唱えるとめんどくさくなるので、叔母には言わないけど。

昨日の神社が紙の神様なら、叔母の家のすぐ上にある神社は、これも鯖江の地場産業である漆器の神様ということになっているらしい。

久しぶりに一番上まで登ってみた。


その後は、この日も従兄弟に運転してもらって福井観光。
まず、鯖江駅近くのメガネ博物館(メガネも鯖江の主要産業。だんだん福井産業巡りの旅になって来た。)を覗いて、先日メガネを新調したばかりだからここでは何も買わずに、次は海に向かって北に向かい、途中、織田家発祥の地と言われるあたりで、剣神社に立ち寄り、

またまた立派な神社だったんだけど、それよりも高い木の上に巣を作るシラサギに気を取られてしまって、神社の印象はあまりなかった。
木の上に点々と居るシラサギ、判ります?

シラサギってこんな高いところに巣を作るとは知らなかった。

クワッ、クワッ、クワッ、って鳴くんだよ。


それから途中、またまた伝統産業の越前焼の里みたいなあたりを通って、いよいよ越前海岸へ。
この辺りは海ギリギリまで山が迫っている。

従兄弟が、「ここに家を建てたらいいと思うんだよね。」と言う秘密の(?)場所に向かって、急な細い山道を進んで行くと、

道幅は車一台やっと通れるくらいで、崖から落ちるのではないかと心配し、目の前を鹿が横切ったときには一同テンション上がりまくり、テーマパークのアトラクションのようなハラハラドキドキ、で、ついたところは、山の上の小さな集落で、たぶん3世帯くらが生活しているんだと思う。
朽ちた家も何軒かある。
昔、平家の落ち武者が暮らしていた集落という説もある、と言うのも頷ける。

そして再びハラハラしながら山を降り、そのまま鯖江の駅まで送ってもらって帰って来た。
とても楽しかった。
子供の夏休みみたいだった。
車があるといろんなところに行けて楽しいね。
おばちゃんも元気で何より。94歳!







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