京都 2013/4月

少し前のことになってしまったので、ちょっと記憶も薄れつつあるんだけど、一応記録を。

今回はただただ胃袋を満たす旅になってしまった。
ダンナは何とか軌道修正を試みてはいたようだけど、途中でそれも諦めたようで、観光は”ついで”、で、物欲、食欲にまみれた4日間だった。
まぁ、それはそれでとても楽しく、また有益でもあった(と思う)ので良いのだけれど、今、ここに載せる写真を選ぼうとしても、訪れたお寺や風景写真が全く心に響いて来ずに落選、美味しかった食べ物ばかりが思い出されるが、食事の写真は全く撮ってないし。
初日
午前中に京都について、まずは醍醐寺へ。
花見の終わった醍醐寺は人影まばらで寂しかった。
咲いているのは所々の八重桜のみ。
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こんな立派な五重塔もあるのに、どこか放ったらかされてる感じ。
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寂しい気分になったので、取り急ぎ洛中へ戻り、骨董屋を覗いたり、グルニエドールでケーキを食べたりして気分を持ち直して、

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予約していた店で夕食。
この店は2度目のせいか、特に驚きみたいなものは無かったけど、からすみ乗せおこわは美味しかったな。
2日目
朝食はワールドコーヒーにて。
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今回は、京都の地元コーヒーチェーン店のモーニングを食べる、というのが課題の一つだった。
盛りだくさんでダンナもご満悦だった。
お腹バンバン。
その後、一乗寺にあるケーキ屋さんへ。
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熱心なファンが多いらしく、濃密な空気の流れる店内。圧倒的に男性客が多かった。
後ろに並んでいたおじさんに、「焼き菓子は買っておいた方がい」、「ここのジャムは本当においしい。どんなパンも負けてしまうんだ。」みたいなアドバイスを受けてしまったおかげで、生ケーキ4個の他にもそんな物も買って、もの凄い満足感で店を出た。
一乗寺辺りのお寺を何軒かまわり、雨が降りそうだったし、何より午前中から持ち歩いているケーキが気になって、夕方前に一度ホテルに戻った。
そんで味見。
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当然クリームが崩れていたけれど、これは美味しかったなぁ。
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ケーキ休憩をした後は、ホテル近くの南禅寺に行って、その後祇園に移動して夕食。
ここは初めての店だった。
美味しかったのはホタルイカのたたきと、山菜の天婦羅。
3日目
東寺の弘法市へ。
ざざっと帯を見て、あとはぷらぷらと、蕨を買ったり、

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兵庫県から来ていたいかなごの釘煮を買ったり、それと、割安感溢れるちりめん山椒を買ったり、買い食いしたり。
午後は特別公開中だった北村美術館の邸宅を見に行った。
夕飯はビストロフレンチ。
京都で和食以外の夕食を食べるのは初めてだったが、これも今回の課題の一つだった。
非常に美味しかった。
シェフとフランス人のお客さんが、ちゃんとフランス語で会話してた。
この一回の食事を機に、この後、我が家ではフレンチブームとなりまして、ゴールデンウェーク中に、何度かビストロ風な店でランチを食べることとなった。体重大丈夫?
4日目
小川珈琲でモーニング。
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この日の朝、ホテルのロビーでカメラを落として壊してしまったので、この写真はスマホで撮ったもの。けっこう綺麗なのね。
午前中は街をぶらぶらして、お昼ご飯は3回目の訪問となるお料理屋さんへ。
全部素晴らしかったけど、特に良かったのは、桜肉と桜鯛の手まり寿司、桜えびと蚕豆の天婦羅、絹ごし豆腐の田楽、ふきのとうの赤出し。
ここの烏賊のお造りの包丁の入れ方は素晴らしいので、今回は包丁を引く回数をちゃんと数えてみた。半身で47回。
今回は最初からお箸を左向きにして出してくれた。
こんな、年に1度しか行かない取るに足らない観光客にまで、きちんと応対してくれて、もうそれだけで舞い上がってしまう訳ですよ。
その後は腹ごなし的にまた街を歩く。
通りかかったギャラリーで土樂展をやっていたので、前々から買おうと思っていた土鍋を買った。何もここで買う必要も無いが、旅行中は気が大きくなってるのでつい買ってしまう。
完全に食欲と物欲の塊となっており、ダンナなんかこの後何故か扇風機買ってたもんね。
とかやってるうちに夕方になり、東京に戻って来た。
あー楽しかった。消費は楽しいー。

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