先週末は叔母の葬儀のために鯖江へ。
小さい頃の夏休みや冬休みのほとんどを過ごしたこの家に泊まるのも、これが最後かも。

40年くらい前の祖父の葬式はこの家でやって、

葬儀の後の食事も、部屋の襖を取っ払って、お膳を並べて、近所のおばちゃんたちが台所で料理してくれて、という昔ながらの葬式だった。

もちろん今はそういう時代ではないので、今回は斎場だったけど、近所の魚屋さんが連日お料理を差し入れてくれて、それがまた美味しいのよ。
斎場に行くまでは叔母は仏間に安置されていたので、近所の人がお別れの挨拶に来てくれたりして、
この玄関は常にオープン。

っていうか、普段からオープンだったけど。
2階は途中で大改造したけど、ここら辺は昔のままの、薄暗くて危険な急階段。

子供の頃は、もちろん怖かった。

懐かしい電気のスイッチ。
理科の教科書に、
1階でスイッチオンにした電灯を、2階でオフにするには、どういう回路にしたらいいでしょう?
っていう問題があったよね。
この家の歴史は、97年の一生をこの家で過ごした叔母ちゃんの歴史です。

今は若い下宿人に、この古くて寒くて広い家に一人で住んでもらっているんだけど、
今後どうするのかなー。

97歳の葬式には湿っぽさは無い。
久しぶりに会う親戚と楽しい三日間を過ごしました。


というわけで、今回は叔母ちゃん追悼スペシャルでした。











