白酒さんの落語を聴いた後、家には戻らずそのまま上野へ。
前回行った時には夜行寝台の「北陸」があったのだけど、時代の流れには逆らえず、「北陸」はすでに廃止になってしまった。なので今回は夜行列車「能登」にて。

これも廃止になってたはずなんだけど、夏休み期間だけ運行してるのか、たまたまあったので即決。
しかし、なかなかキツい一晩だった。あまり、というか全然体が休まらなかった。
また「北陸」運行してくれないかなぁ・・・。
今回は特に目的もなく、ただ町をぐるぐるしてただけなので、たいした写真はないんだけど。
これは野町駅近辺を散策してた時に見かけたすっごい渋いバーバー。現役。

別になんて事の無い喫茶店だけど、なぜかここを目指してやって来た。

野町駅前の 喫茶 未完成。
お昼はこのすぐ近くのそば屋で。
ざるそばが400円くらいの難しくないそば屋で、テレビでは刑事ドラマの再放送とかやってて、店の隅には永ちゃんのポスター。こういうの、旅情、って感じ?
そうだ、下の二つの喫茶店は「行こう」と決めてたところ。
ここは前回来た時に見つけたんだけどその時はお休みで入れなかったので、再度挑戦。

そしたら臨時休業だった。
翌日再度行ってみてもやはり臨時休業。きっと永遠に臨時休業中なんだろう。

看板も傾いちゃってるしね。
ここは有名店らしい。

扉を開けてみたが満席につき入れなかった。入れなくて良かった。あまりにヘビーな空間だった。
我々には無理。そんな喫茶店が世の中にはあるんだ。
町中に魅力的な時間の止まったような喫茶店が何軒もあった。そういうところは体力と気力が無いとドアを開けられないので、今回はだいたい素通りしてしまった。次回行くときまで残ってるといいんだけど、チャンスの神様には前髪しか無い、らしいからな。いつも思うけど前髪しかない髪型ってどんなかなぁ。
話は戻りますが、野町散策後は新竪町へ。以前は骨董通りだったらしいけど、今は様変わりしたのか、しゃれた雑貨屋とかクラフトショップとかがちらほら並んでた。前回来た時には無かったな。
八百屋もこんなにしゃれててさ。

この日は主計町のお料理屋さんで夕食。
安い!京都よりかなり安い。
あとの2日は居酒屋で食べたんだけど、金額的にはそのお料理屋さんを含め、どこも変わらなかった。
魚はどこも美味しかった。今の季節はどこでも「のどぐろ」。生でも炙りでも、焼きでも美味しい。
一日だけ電車で移動して大聖寺へ行った。
昭和初期頃、北前船で大もうけした金持ちが作った遊園地が、海岸近くにあったらしい。宝塚のようなレビューをやっていたり、それはそれは賑わったらしいですよ。今はその門の一部が残骸のように残っているだけらしいんだけど、大聖寺駅から6,7キロの距離ということなので、雨も降りそうだったけど、その「夢の跡」を見に、自転車借りて行ってみる事にした。
(と、これは完全に勘違いだった。遊園地を作ったのは材木商かなにかで、所在地はもっと金沢に近い海岸だったみたい。今知った。あーあ、二人して全くそんなつもりで見に行ったのに・・・・)
山を超えて行くわけですよ。緩やかにずっと上り坂。トンネルを抜け、車もほとんど通らず、蝉の声しか聞こえないような道をひたすら走り、やっと海岸に到着。

その辺りはその北前船の資料館とか、

その頃のお屋敷が公開されてたり、町並みが残ってたりで、面白かった。

もの凄く広い昔ながらのお屋敷が並ぶが、廃墟率が高い。


夜は怖そう。

お寺か神社か忘れたけど、使ってない建物はこういうの書かれがちですよねぇ。

この湾は北前船が活躍していた頃から使われてたみたい。
ここら辺一帯は大変興味深かったですよ。面白くもあり物悲しくもあった。
少し行くと小さな漁港もある。


天気が悪かったからちょっと寂しげ。

いろいろ散策しているうちに結構時間が経ってしまって、雨の心配もあったし、結局その遊園地のゲートの残骸は見ないで帰って来ちゃった。
でもあの町、というか集落全体が「夢の跡」だったな。
旧大聖寺川、というのがとても趣がある素晴らしい川で、ダンナなんか「どう撮っても絵になるんだよね。」とか言いながら沢山写真撮ってたはずなのに、全然いい写真が残ってないのはなんで?

こっちは旧じゃないほうの大聖寺川。

駅。

金沢に帰る。

金沢駅に着くときれいな夕焼け。

再び金沢市内を自転車でぐるぐる。
東茶屋町みたいなきれいに整った観光地も素敵だけど、普通の町中を走っている方が面白かった。
懐かしい感じの商店とか、住宅とか、そんなのが面白い。

印刷屋。

人が働いてた。カレンダーが今日の日付だった。現役。

犀川沿いもサイクリング。

雨が降ったので水量が多い。

鴨川に似てる。

最終日はとうとう雨に降られてしまい、自転車は早々に返して、あとは近江町市場で買物をして、駅で時間つぶして、帰りは普通に特急と新幹線を乗り継いで帰って来た。
実は夏バテを引きずったまま出かけ、行きの夜行で更に疲れて、イマイチ元気一杯!では無かったのだけれども、楽しかったです。
とても不思議な感じがした。外国に行ったような感じがしないでもなかった。って言ったら怒られるかもしれないけど、これは褒め言葉です。直線距離にしたらそんなに遠くないはずなのに、山の反対側のとても遠いところ、という感じがして、東京の目の届かないところで何かいいことやってんじゃないの?みたいな興味を感じた。
ひとつ残念なのは、前田利家がイマイチ好きじゃないんだよな。そこに興味があるともっと楽しめるんだろうけど。